2008年11月10日 13:25

私は 日本人ですが 父がカナダで仕事をしていた時に生まれたので 出生地はカナダです。
(手続きしだいでは カナダ人にもなれたことを 大人になってから知りました。 両親は その情報を私に知らせるのは避けていたらしい。 )
乳児の時に帰国したので、カナダでの生活については 全く覚えていません。 英語も 周りの友達と同じように中学校から勉強し始めました。
それでも、なんとなく カナダには 懐かしいような、ただの外国ではないような気持ちを持ってきました。
中学2年の時、カナダの知人を訪ねる旅をしました。 生まれた病院や両親の知人に会う旅でした。
その旅で感じたこと。 それは、初対面の人も私の事を知る人も 「カタコは カナダで生まれたから 私たちと同じ カナダ人。」 という言葉をかけてくれたことでした。 手続き的には、カナダ人になることはできないのにも関わらず、、、。 (なりたいのか、、と聞かれると 答えにも困ります。。)

そのカナダへの旅から 数年たって 家族のアメリカ移住が決まりました。 私は永住権(グリーンカード)を得、学生時代の4年間をアメリカで過ごし その後 少しアメリカで働きました。
その後、私だけ日本に帰国し、就職・結婚。 その時点で グリーンカードを保持する権利を失いました。 (当時は、よく状況を把握していなかったのも事実です。今のようにインターネットで調べられなかったので、、、。それに、グリーンカードより 仕事や後の結婚のほうが大事でしたし。)
そして 今回 4年前に 再度渡米することになりました。 今度は 旦那さまの留学に同伴して、子供たちを連れてです。 アメリカでの生活を立ち上げる際、 外国人に対する決まりごとは 以前と大きく変わっていました。 (テロ以降)
何をするにも大変で、特に運転免許を取得する時の手続きには てこずりました。
旦那さまの方は 問題なくできたのですが、私の方は問題発生。 私の情報が コンピューターに中途半端に残っていて 通常外国人がするべき手続きで 必要書類がもらえなかったのです。
「すべて『移民局』で問題解決してください。」 と言われ、 仕方なく出向くことに、、、。
そして そこで 初めての経験、、、。
私を待っていたのは、、、。
「アメリカの永住権を なくすなんて あんたは なんて ひどい人間だ!」
「この素晴らしい国に 入りたい人がたくさんいるのに あんたは出て行ったのだ。」
「そんな人が ここで運転免許がとれようが とれまいが どうでもよい。」
「あなたのような人は 助けたくない。」
こんな内容のことを 数分間 怒鳴られました。
「権力」を持つと 人はすごい言葉を 平気で発するようになるのですね。
周りには この日 私と同じように予約を取って 移民局に来ていた人が大勢いました。
私は 彼らの視線を ぐずる2歳の息子ちゃんを抱きながら 背中に感じました。
(どうして 私は この人にこんな事を言われなければならないのだろう、、、。)
(こんな ことを言われるのなら 頼まれても いてやるものか!)
怒りが どんどんこみ上げてくるのを 抑えるのでいっぱいでした。
あの 担当者の顔は 忘れたくても忘れられません。
その日、どうやって車を運転して(国際免許で運転)帰ってきたかも 覚えていません。
その後、違うルートで 書類を入手することが出来、 はれて運転免許を取ることができました。
「アメリカ、すばらしい国 アメリカ。」テレビで よく聞くセリフ。
選挙もあって、人々の愛国心の端々を 感じるこのごろ、、、。
あの時の移民局での 罵声を思い出してしまいます。
あの担当者の顔も。
(素敵な国だとは 本当に思います。 子供たちもアメリカの学校で 沢山の事を学ばせていただいているし、 旦那さまの学びにも感謝しています。 私自身、暖かいアメリカの人々に 沢山出会いました。)
「素晴らしい国、アメリカ、、、。」この言葉を聞くと、
それでも 、、、なんだか 少々複雑なんです。
カナダでの外国人に対する 移民局 行政の姿勢などは全く分かりません。 アメリカでの状況も 私が経験したことだけしか分かりません。 どこの国も多かれ少なかれ同じような環境なのかもしれません。 日本の移民局では 外国人の人達はどうやって扱われてるのかな、と不安にもなりました。
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コメント
ミカ | URL | -
かたこさん、こんにちは。
かたこさんの生まれや、これまでの経緯などを、とても興味深く読ませていただきました。かたこさんにとって、今回が初めてのアメリカ暮らしではなかったのですね。お生まれになったときから、これまでカナダ、アメリカ、そして日本にいらっしゃったとお聞きし、色んな想いがおありだとうと、感じました。
アメリカのナショナリズムは、本当に強烈で、そこに暮らす人たちは、複雑な思いを抱かざるを得ないのでしょうね。おそらく、当のアメリカ人の中にも、複雑な思いをお持ちの方が相当いらっしゃると思いますが、かたこさんのようなご経験をされると、色んな気持ちがつのってくると思います。
私が以前知っていたアメリカ人の青年は、
「アメリカは、フーリッシュな人間がいっぱいだ。でも、そそれが僕の国なんだ」と、腹をくくったようにおっしゃっていたのを、思い出します・・。
( 2008年11月10日 16:17 [編集] )
スカイミント | URL | 4ifQ3KdE
かたこさん、カナダで生まれたんですね。
私の留学先もカナダ。キャンベルリバーという小さな街です。ホストファミリーとは今でもお付き合いがあって、当時中学生だった私と彼女はお互い3児の母になりました。
多感な時期の初めての海外がカナダだったので、カナダには特別な思い入れがあり嬉しくなってしまいました。
それの反面…かたこさん、そんな悲しい想いをされたのですね。
アメリカでもカナダでも日本でも権力という力を振りかざし
何を言っても許されると思っている人はいるのかも知れませんね・・・。
( 2008年11月10日 22:37 [編集] )
Acco | URL | -
かたこさんは4年もアメリカ暮らしをし、色々な体験をしてるのにへんにアメリカナイズド?されずまた再度現地に住みながら自分を持っているところいつも感心してます。
私も今でもアメリカは大好きな国です。二度家族一緒にトライしてますけど結局私たち外人一家には厳しい現実です。若い頃の留学気分とはまさに裏腹ですね。せっかく苦労して取った夫のビザが、今回も後ろ髪を引かれる思いでアメリカを後にしました。でもどこに住んでも結局人間毎日の生活に違いはない、ということでしょうか。
( 2008年11月10日 23:26 [編集] )
ree | URL | nJDHedgo
アメリカは確かにいい国だとは思うけど、素晴らしいか?って聞かれれば首を横に振っちゃうかも。
差別を受けた事もある。
お客に対するいい加減さ、などなど、不満がたくさんある事も事実だもの。
愛国心を持つ事は大事だし、素晴らしい事ですけどね。
( 2008年11月11日 00:52 [編集] )
びつきい | URL | -
2才の息子ちゃんを抱きながら、大勢の人の前でそんなことを言われたかたこちゃんを想像したら、本当に胸が苦しくなった・・・。
ひどいね、許せないよ。
複雑な気持ち、わかるなあ。
( 2008年11月11日 08:19 [編集] )
天モー | URL | -
それは酷い、なんて酷いんでしょう、その移民局の人!
私も怒りで体が震えちゃう。
移民局の人って、力をもっていと勘違いしているのかそう言う態度を取る人が結構多いですよね!私も結婚してもう6年だけど、未だに10年もののGC待ちなので、移民局とつきあわなくちゃならなくてもううんざり。
アメリカは素晴らしい国だから、沢山の人がGCを欲しがっているからと言っても、当時のかたこさんにとってはもっと大切な物があったのにね〜。それをそんな移民局の人におろられたくないよね。あぁ〜、むかつく。
複雑な気持ち、私もわかるなぁ。
( 2008年11月11日 09:36 [編集] )
かたこ | URL | -
ミカさんへ。
コメントありがとうございます。
ほんの手続きのつもりで行ったので、あんなことを言われてすごくショックでした。
どこの国でも、弱者はこんな扱いをうけているのだろうな、まさか私の国日本でも、移民局等でこんなことをしてはいないだろうな、とかいろいろ考えてしまいました。 そんなことはなにも知らずに、それまで生きてきたことも恥ずかしかったです。
スカイミントさんへ。
コメントありがとうございます。
カナダ留学されていたんですね。 今でもホストファミリーとつながりがあるとはすごいですね。きっと素敵な方たちなんでしょうね。
Accoさんへ。
コメントありがとうございます。
私たちが学生だった頃、アメリカはもっともっと住みやすい国だったと思うんです。 SSNだって、免許だってすぐとれましたよね。 今は、なるべく住めないようにされているとしか思えない決まりごとの数々、、、。Accoさんたちも、そっか外国人家族になるんですね。 ヨーロッパに帰ったら住みやすさはどうなるのかな? 日本って外国の人たちにとって住みやすさ(手続き的に)はどうなのかな?と心配にもなりました。
reeさんへ。
コメントありがとうございます。
愛国心、ほんとう すごいですよね。
自分の国をそこまで思える人たちは、うらやましくもありますね。
びつきいさんへ。
コメントありがとうございました。
その場では、泣くもんかと気を張っていたんだけど、車を運転する時になったら悔しくて涙が止まらなかったです。
いろんな人がいる、みんながそう思ってるわけじゃないとわかってても、しばらく担当の人に似たひとを見ると嫌〜な気持ちになったものでした、、、。
天モーさんへ。
コメントありがとうございます。
GCの更新とかで、移民局に行かなくちゃいけないんですよね。 あそこは、壁が強者と弱者を分けてる感じ。 担当の人の言葉は強くて、それがルールみたいになってる、、あの雰囲気とても苦手です、、、。 行かなくていいのだったらもう2度と行きたくないです。
( 2008年11月12日 01:12 [編集] )
madelinem | URL | -
アメリカという国
免許取得に際し、そんな辛いご経験をされたのですね。
良い人もたくさんいますし、残念乍そうではない方も同様にいますね。
暖かな人ばかりと出会い囲まれていますが、それはもしかして未だ本当のこの中国という国の芯に触れていないからかもしれません。この国もどの国もアメリカ同様なのでしょう。
アメリカという国は私も居住していたので好きな国です。
カナダも同様。しかしかたこさんの仰るお考えも少し分かります。アメリカが世界の中心だと信じて疑わない点では賛同しかねます。
( 2008年11月13日 14:57 [編集] )
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