システムの狭間で 学年をどうするか。

2009年11月06日 23:55

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アメリカで 我が家が住んでいた町は、学年の区切りが 「9月1日」でした。
9月1日までに 6歳になっている子が、1年生に、
7歳になっている子は2年生になります。

娘ちゃんは7月生まれ、日本で1年生の1学期を終わったところで、渡米。
「2年生に編入ということになります。」と言われました。

(えっ、1年生になったばかりなのに、英語も分からない状態で 2年生???)
それは、酷だということで、 娘ちゃんの学年を1学年下げてもらい1年生に編入しました。
(後に知ったのですが、娘ちゃんの周りの同じような境遇の子4,5名が 
偶然みな夏生まれで、1学年下げていました。)

アメリカで 6月に4年生を終了した娘ちゃん。 
この秋から5年生 (アメリカでは 『Grade 5』 と呼ぶ)になるはずでした。  

ウェールズでは、
アメリカの 『Grade5』 と同じレベルの学年は 『Year6』 と呼ばれています。
引越しが決まってから、
私たちは 子供達が通えそうな小学校を調べて メールで連絡を取り始めました。

「娘を Year6に 編入させてください。」

すると、

「残念ながら 娘さんはこの学校には入れません。 
7月生まれの子は、Year7です。 
小学校ではなく 総合中等学校に行ってください。」
とのこと。
これまでの経緯を説明して、
「是非 Year6に入れて欲しい。」 とお願いしたのですが、ダメでした。

(「総合中等学校」(Comprehensive School)は、11歳から18歳までが通う学校。)

予定外に 娘ちゃんは Grade5、Year6 のレベルを飛び越えて
今年度から、 Year7に編入することになり 
小学校ではなく Comprehensive Schoolという総合中等学校lに通うことになりそうです。

それで 夏休みの自主学習用に 娘ちゃんは 
体験しないままになってしまうGrade5用の問題集を 選びました。
(写真上) 

「わたし大丈夫かなあ? 7年生になるなんて、できるかなあ。」
娘ちゃんは 夏休み中 不安でいっぱいだったようです。

4年前の渡米当時、しばらくしたら英国に移るとは 全く予定していませんでした。
4年後にこんなことが 起きるとは。。。

国をかわる、学校をかわるって いろいろありますね。

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学年を上下することについては、
校長先生の判断に任されていることが多いようです。

最初に連絡をとった小学校では 了承されませんでしたが、
娘ちゃんが 1学年飛ばすのを とても不安がっていることもあり 
実際に こちらに来てから、 
別の小学校にも 直接出向いて 話をしてみました。 
すると、
一人の校長先生が 親身になって話をきいてくださり
「大変だったら、いつでも この小学校にいらっしゃい。」と
娘ちゃんに優しくいってくれました。 

娘ちゃんは、この言葉で少し安心したようです。
そして、逆に 7年生になって頑張ることに決めました。

これから どうなるのか。。。
まだ新しい 学校生活は始まったばかりです。


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英国と書いた理由〜我が家の滞在先〜

2009年11月05日 19:58

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このブログ、アメリカから書いていた時は、 
恥ずかしいので町の名前は書かず 
大まかに 『北東部東海岸在住』 と書いてきました。 
それでも、ブログ暦が長くなるにつれ、
「もしかして ブログやってませんか?」と 
ブログを見つけてくださった方から声がかかるようになりましたけどね。

アメリカは広く、住む地域町によって生活が違います。 
(考えてみれは、それは どの国でもそうですよね。)
でも、何処にいても 人々は「アメリカ人」。
『私たちが感じた 「アメリカ」はこうです。』 
というつもりで記事を書いてきました。

はて、
こうして英国に来て、
ここでの生活を綴るにあたって、
どうしようかと、困ったことがあります。

それは、かたこ家の滞在地を どう書き表すかということ。

これまで なぜ 「イギリス」と書かずに 「英国」「UK」と書いてきたかというと、
今いる町は、「イギリスだけど イギリスじゃない」といいましょうか、、、。
イギリスじゃないというか、Englandではないのです。

まだ ほんの1ヶ月しか住んでいませんが、
この地域の人達が
「私たちは England人 ではない。」と 
強く思っていることを感じます。

ここは、UK(United Kingdom)やGB(Great Britain)の一部ですが、
Englandでは ないのです。

写真の 交通標識をみて、皆さんすでにお気づきだと思いますが、
バイリンガル表記がしてありますよね。

下の部分は ウェールズ語です。
公共のものは 殆どすべてが2ヶ国語表記になっています。

我が家は UK(イングランド ウェールズ スコットランド 北アイルランド)の中の
ウェールズに住んでいます。
(地図で言うと 西の辺りです。)

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子供達の学校のことを書くにしても、
ここでの生活のことを書くにしても、
この国のどの地域に住んでいるかを ぼんやりと記すことは難しそうです。

なぜなら、ここでの生活は、
一般に 「イギリス生活」と書いたときに思い浮かべられる ロンドンやその周辺の
地域の生活とは 違うと思うからです。

なので、これから書く記事は、
ウェールズでの生活のことなんだなと思って読んでくださると嬉しいです。

(この辺りの 日本人数が少ないことに加え、我が家は変わった一家なので、
すぐに誰だかわかってしまうかな。。。汗。)


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新しい土地で。

2009年11月03日 10:47

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日本での思い出は、前回の記事で ひとまず終わりにさせて頂きますね。

私たちは、
一時帰国の思い出と 4年間のアメリカの思い出と共に
英国行きの飛行機に乗り込みました。

どんな ところなんだろう。。。
これからの生活は どうなるのだろう。
アメリカでも 子供達をつれて1からやってきたのだから、
もう一度 同じように はじめればいい。

こんな風に考えながら。

が。。。

この「同じように すればよい」という考えが 間違っていました。

本当に 当たり前のことなんですが、ここは アメリカじゃない。
学生時代に 5年ほど、そして今回の4年。 
この年月は 私たちを 思った以上にアメリカ化していたようです。

「アメリカだったこうなのに。」 こう思う時は 必ず何か失敗したときです。

まず最初に 私たちがつまずいたのは、「住居探し」。
渡英前から こちらの不動産屋さんと連絡を取り、
すぐに数件の物件を見せてもらうようにしていました。
その中から、さっと一つを決めて すぐに新しい場所に移るつもりだったのです。

ところが、もともと物件が少ない町なのに加えて、
予約していた物件は キャンセルされる。
条件にあう物件が なかなか見つからない。
「これなら」という所が見つかると また問題が。。。
我が家は留学生家族なので、会社等の後ろ盾がないため、
大家さんの信頼を得られないことがある=貸してもらいにくい。

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予定外に 宿での生活が 延びていきました。
宿泊先にあったのは、テレビ、湯沸かし器。

冷蔵庫も もちろん キッチンもない。
コインランドリーもない。
(ホテル内にないだけでなく、この町に コインランドリーはないらしい。
数年前までは あったとの話。)

このホテルの生活で、
私は、
「湯沸かし器のみで、家族4人が食べていく技」 
を身につけました。
プロ級かもしれないです!
えっ? そんな技 誰が欲しいんだ、って??
爆。


生活を立ち上げようにも
住所が決まらないので 銀行口座が開けられない。
住所がないので、 子供達の学校も 始まらない。

毎日動いているのに なかなか事が進まなくて
大変でした。 

予定より大幅に遅れてしまいましたが、
それでも、なんとか 我が家の条件にあう家を 探すことができました。

子供達は、10月の初旬までの長い夏休みを 過ごすことに。。。
(日本で 9月に体験入学はしていますが。)

こんな風に ずっこけながらですが、
我が家の 新しい生活が 始まっていきました。

++++++++++++

最近、偶然手にした本で こんな文章と出会いました。

『日本人にとって アメリカは ただの 外国だが、
ヨーロッパは 異国である。』

私にとっては まさに その通り。 ドキリとしました。

++++++++++++
追記:
誤解を招くような 記事になっているかもしれません。
この町に、『素敵なホテルがない』 ということでは 決してありません。
先立つものさえあれば、快適なホテル暮らしを経て、
新しい家に移ることは可能なんです。
かたこ家の場合は、なるべく支出を抑えたいので、
このような状況になっていたのです。
あしからず。

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お兄ちゃんたち〜息子ちゃんの日本滞在〜

2009年10月30日 07:53

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渡英して 1ヶ月たちました。
こちらの生活が まだまだ 軌道に乗っていないこともあるのでしょうが、
息子ちゃんが この夏の日本での生活をとても懐かしがります。
(英国の学校からも楽しそうに帰ってくるので 
ここが嫌だ、というわけでも ないようなのですが。)

「今度 日本に帰ったら ○をしようね。」とか、
「○くんと 遊びたいなあ。」とか、
「今度は いつ日本に帰れる? 早く帰りたい。」とか。

生活が落ち着いてないから こんなことばかり言うのかな、と心配になる反面、
上記のようなことを 何度ももらすのを聞くと、
息子ちゃんが、こんなにも日本での滞在を楽しめたことが、
意外で そして 嬉しく思います。

この夏の滞在では、
知り合いの男の子(息子ちゃんより年上)や そのお友達が、
息子ちゃんを 「弟分」にしてくれて、
かなり密に 遊んでくれました。

お兄ちゃんたちの中には
自分を上手に表現できない息子ちゃんのような子を上手く扱ってくれる子もいれば、
「なんだ、こいつ 変な奴っ!」という態度で 接する子もいました。

子どもの世界はそんなもの、
問題が起きない限りは私はなにも言わないで遠巻きに見ていました。

新学期になって 小学校に体験入学したとき、
夏休みに いろんなお兄ちゃんたちと一緒に遊んでもらったことが 
予想外に 息子ちゃんの助けになりました。

学校の中で、
登下校の際に、
「○○くーん!」と 声をかけてもらえたのです。
遊び始めた当初「変な奴!」という態度だった男の子もです。
「あっ、あの時のあいつじゃん。」と親しみをもってくれたのでしょう。

アメリカから来て、友達もいないはずの1年生が、
3年生やら5年生やら 年上の子から声をかけてもらっている。
「あっ、あの時のお兄ちゃんだ!」と息子ちゃんも 笑顔になりました。

娘ちゃんのエピソードで、友達だけで外出する自由のことを書きましたが、

息子ちゃんも 
お友達だけで 公園に繰り出したりという経験もしました。
(信頼できる高学年の子にお世話を頼みましたが、、、。)
それはそれは 楽しかったようです。

お兄ちゃんたちと遊んだ回数と比べると 少なくなりますが、
同学年の お友達とも遊ぶ機会もありました。
一緒に探検したり、
ボール遊びをしたり、
自転車を乗り回したり、、、。

息子ちゃんの夏の思い出は、
とっても 輝いています。

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わたしでも、できると思う〜小学英語クラス見学〜

2009年10月27日 08:39

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この夏の娘ちゃん・息子ちゃんの 体験入学は、
学力アップや維持のことは 全く考えていませんでした。

特に娘ちゃんは、4年ぶりの日本なので、遅れていることは明らかだし、
勉強に焦点をあてたら、たちまち この経験がマイナスになる可能性がありました。

とにかく 楽しめたらそれでいい。
「あともう少し 海外で暮らしたら 次は この日本に帰ってくるんだな。 
それもいいな!」
そんな風に思ってもらえれば 大成功だと。

それには お友達が出来ることが必要不可欠。
最初の数日は 私のほうがドキドキしました。
隠れて 娘ちゃんの帰宅の様子を 隠し撮りする始末です。。。(2枚目の写真)汗。
私の期待通り、
勉強はともかく 学校生活を楽しめたことは本当に感謝でした。

そして、もう一つ!!!
娘ちゃんに どうしても感じて欲しかったこと。

それは、
「この4年間、彼女は アメリカで 何もしてこなかったわけではない。」
と 実感してもらうこと。

漢字は 覚えたそばから忘れるし、
日本語の読解力は 学年相当に追いつかないし、、、と
毎週 日本語補習校に通っているので
日本語が自分に欠けていることは 身に染みて 感じている娘ちゃん。

苦手な日本の勉強の代わりに
「アメリカの小学校で なんとかやっていけるくらいの英語の力をつけた」
という事実は、
娘ちゃん本人にとって、大して自信につながることでは ありませんでした。

それは、補習校の友達みんなが 当たり前にやっていること。

どんなに、日本の人達から 「がんばってるんですね、すごいね。」
と言っていただいても、

『私は、アメリカにいて 日本の勉強があまり出来ない。 勉強は苦手なんだ。』 
と思っているのです。

アメリカにいたことが、学習面でも 「マイナス」ばかりではないのだ、
そのことを 感じて欲しい。

今回、それが、できる機会がありました。
日本の小学校での「英語の授業」です。

本当は、娘ちゃんの体験入学の期間内には 英語の授業がなかったのですが、
担任の先生も 『是非来て!』 と言ってくださったことや、
日本語の全く話せないネイティブの先生が初めてくる日ということもあって、

「別に英語の授業なんて興味ないよ。」と 
気の進まない娘ちゃんを なんとか説得して
英語の授業に参加させてもらうことになりました。
(その日は、私は息子ちゃんと予定があったので、旦那さまにお願いしました。)

カナダ人の英語の先生が、自己紹介をして
それについて、担任の先生が子供達に質問をする。
そして、子供達それぞれ ちょっとした自己紹介をする。
それが、授業の内容でした。

娘ちゃんは みんなと同じように 自己紹介をしたようです。
それでも 娘ちゃんが口をあけると、
「おおお〜!!」と クラスメートから どよめきがおこったそうで、
それを まんざらでもなさそうに 私に報告してくれました。

「英語の授業には 行きたくないよ。」と
なんど誘っても なかなか 行くと言わなかった娘ちゃんでしたが、

授業後の感想は、
「あの英語の先生の仕事だったら、私もできる。 
私、小学5年だけど、先生になれるかも。」
でした。

ネイティブの先生が、ずっこけるくらい ゆーっくりしゃべっていたこと、
それでも クラスのみんなは わからないことがあったようだということ、
それが、
娘ちゃんには 驚きでした。

まったく 英語が分からない状態で渡米。
時には泣きながらやっていた 英語の宿題。

それが、
自分の 「プラス」になってる!!

そう 娘ちゃんが 感じられた日になりました。

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英国での生活立ち上げに失敗を繰り返しながらも 日々頑張っています。
ブログでは、一時帰国の思い出を綴らせてもらっています。

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